2009年05月07日

4月のまとめ

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黒川の桜もようやく満開になった4月10日から、葉枯らしした木材を山から下ろす作業を開始。すべてを人力で・・・というのは到底むりで

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大活躍のエンジン付きのウィンチ「ひっぱりだこ」。人気者です。

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作業をするのは黒川のHさん。
Hさんは僕のやりたい家づくりに賛同してくれていて、今回の作業には、自身の30年のキャリアを注ぎ込む!と言ってくれました。なんとうれしい。

山から木を下ろすには、他の木に引っかかったりしないように、ある程度短く切る必要があって、その時に、この木が柱になるのか土台になるのか、管柱か通し柱か、木のクセや節目を見極めながら、無駄の無いように切り分けなければならず、これは林業をやっている方でもむずかしい、長年の知識と経験が必要な作業なのです。それにしても、プロは手際がいい。

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道から遠い、奥のほうの木は、ウィンチのワイヤーを継いで、一旦近くまで引いてから下ろさなくてはならず、なかなか手間が掛かってしまいました。木を切るのは容易いが、下ろすのは大変。激しく実感。

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ようやく山から出て来た木材たち。よしよし。
製材してしまうと、木の「元」か「末」か見分けがつかなくなる場合もあるので、マジックで小口に書き込んでおきます。

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製材所のユニックに来てもらって、慎重に積んでいきます。
ユニック山盛り2杯分ありました。

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製材所に下ろされた木たち。ここまで来れば一安心〜
太さや長さ別に分けて

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帯ノコで挽くと

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角材になった〜!これは土台かな?薄いほうは、取れた厚みによって間柱や鴨居、筋交いに使用します。

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結局30本の立ち木から、3mの柱が61本と6mの柱が8本。土台が4mや5mのものを合わせて20本ぐらい。それから数えてないが、間柱や筋交いがかなりの量取れました。

柱は背割りをして、残っている木の皮をはぎ、小口に木工用ボンドを塗って桟木を入れて積み重ねて乾燥させ、今年の年末か来年のはじめくらいに、もう一度挽き直す予定にしています。

この皮を剥ぐ作業が結構たいへん。柄の長い鎌や、でっかいピーラーみたいなモノでむいていくのですが、その詳細はまた後日。
posted by ようせい at 23:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月29日

新月伐採の日

1月25日 晴れ

朝8時に現場に集合。気温は-4度。
北垂れの斜面は、日の当りが遅く寒い。

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早速伐採が始まる。
チェーンソーの音が響きわたった。

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枝が混んでいる所では、木が思うように倒れてくれない。
引っかかってしまった場合は、ロープをかけてハンドウィンチで引っ張る。
その作業は私もお手伝いさせてもらった。おかげで体が暖まる。

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木は意外にゆっくりと倒れる。
しかし「そっちに倒れるから逃げてね」
と言われるとドキドキして、引っ張りながら気が気では無い。
どこに逃げるか、事前に決めておくこと。これ重要。

木が倒れると「バシーン」と大きな音がして振動が足に伝わる。
人などひとたまりも無いことを肌で感じる。
一度倒して置いてある間伐材に、倒した木が直撃して、間伐材が折れて
ぴゅーと宙を舞い、自分の方に飛んで来て近くの木に当って落ちた。
間伐材と言えど結構重い。拾い上げてみてゾッとした。

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「これはいい柱がとれるぞ」という材がいくつか有った。
銘木にこだわっている訳ではないが、なんだかうれしい。
年輪が混んでいて赤身が美しい。東濃ひのきの特徴だ。

お昼過ぎまでで、桧30本倒してもらった。
鈴木さんありがとうございました。
今回の新月伐採の実現には、沢山の方に力を貸していただいた。
また改めてお礼に伺うとしよう。

しかし、足場の悪い山を行ったり来たり。山の仕事はひざにきます。
その夜は、身体が緊張しているのか、うまく寝付けなかった。

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posted by ようせい at 00:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月23日

近くの山の木を使うこと

今月中に家に使う木材を新月伐採をしたい!と思って、
木を伐ってくれる人を捜していたが、頼りにしていた方は
忙しくて無理だったり、他の人も高齢で足が痛かったりで
あぁ、今月は無理かなぁと諦めかけていたら、山を越えた
隣の集落に住む方で、伐ってもいいよと言ってくれる方が
見つかった。

伐採の日にちは1月25日(日曜日)に決定!

立ち木で30本ぐらいを伐採してもらう。全ての材料には
満たないが、土台や柱に使いたい。

どうしても1月中に、とこだわったのは、2月になってしまうと
木が大地から水を吸い上げはじめてしまうからだ。
水分が多いのは、材の寿命や強度におおいに関わってくる。
特に今回は自然乾燥でやりたいので、ここは外せない。
いまは強制乾燥が主流なので、季節は関係なく伐採するように
なったが、それでもやはり伐り時はあるだろう。

最近会う方皆さんが口にするのは、「製品を買った方が安いよ」
ということ。手間ひまかけて材料を手配しても、
それはただの贅沢になってしまった。
昔は自分の山の木を使うのが普通だったらしいが
今は山を持っている方も製品を買って使うそうだ。
はたしてどれくらいの贅沢なのか。
べつに贅沢したいワケじゃないんだけどなぁ。
製材して現場に入れた暁には、単価を比較してみたい。

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ここは建設予定地から車で5分くらいの山。
この木がここで育ったように、これからは柱となって屋根を支える。
そんな家になればいい。

※新月伐採の木とは、主に冬季の下弦の月の日から新月の日までに
伐採されたものを指し、カビや虫に侵されにくく、割れ、狂いが
少ないと言われている。

土地の造成をしてくれる方も見つかった。
地元では「あの人に任せれば間違いない」と言われるほど信頼
されている方で、高齢だが、仕事大好きな職人のI重機さん。
会ってすぐに「あぁこの人にお願いしたい」と思った。
なんと建設予定地にある道は、この人がその昔に造成したそうで
水の流れも完璧に把握していて「お金を掛けないように
やってあげるから」と、うれしい言葉をいただいた。

幸運なことに、近くの山に道路を作っていて、その残土が
出ているので、それをまず敷地に入れてもらうが、その前に
田んぼの表土はどこかに寄せておいて、硬い層を出さないといけない。
道路工事は別の建設会社がやっているので、土を入れる日程が
決まり次第、工程や価格を交渉する予定。

敷地が出来てから家を建てる場所を決めようと思っていたが
「家を建てる所は、土を入れる時に念入りに転圧してもらえ」
「冬の太陽が朝どこから昇るか見て、建てる場所をきめろ」
と、職人にほれぼれするようなアドバイスを頂いたので、
早速、朝行って見てきた。

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1月16日で午前8時丁度くらい。林の上から太陽が覗いた。
敷地の東よりに建てると、朝がもっと遅くなってしまうので
出来るだけ西よりに建てることにしよう。

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posted by ようせい at 01:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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