常滑に田植えに行ったりと盛りだくさんで、さて何から書こうか!と悩みましたが
やっぱりメインは6・7日の土塗りワークショップ。
今回は全国各地からなんと20数名の人が集まりました。

初日は天候に恵まれて、午後から土を塗る前の下地づくりをしました。
ブロックがでこぼこしているところを角材で押したり
刈込はさみでトリミングしたりと、
ストローベイルの表面を土が塗りやすい状態にしていきます。
ストローベイルをより胴縁に密着させる為に、外部から縦に竹をはわせて、
ニードルを使ってその竹と胴縁とを縄で縛る作業もしました。
その作業に並行して、土づくりも進めます。

すでに発酵して、いい状態の土に、さらに藁を混ぜて足で踏み混ぜます。
土の中に微生物がたくさん住んでいる、まさに「生きている土」です。
田んぼのような香りがしました。
と、1日目はここまで。
夕食は、安全な食材にこだわったおいしい手作り餃子や、参加者持ち寄りの
ご当地おかず&お酒をたくさん頂きました。お料理し隊のみなさん、ありがとう。
ビオワインも旨かった〜
今回は学生の方も多数参加されていて、自身の研究テーマや卒業制作など
ストローベイルを使った計画や疑問が盛んに話し合われていました。
実現出来ればいいですね〜 ぜひ実現してください。
2日目はといえば、いくらなんでも、ここまで降らなくてもいいのに・・・
というくらいの大雨。 大島さん、お願いしますよ〜
しっかり養生して作業を開始します。
まず、藁を多めに混ぜた少し固い土を、ストローベイルに隙間やへこみに
擦り込むように塗っていきます。
この作業はしっかりやらないと、後で剥がれるような事になっては大変です。

そして、次に水気の多い泥を塗っていきます。
ていねいに、ていねいに。
大人も子供も関係なく、泥遊びは楽しいですね。

人が多かったので、なんと午前中でほぼ塗り終わってしまいました。早い!
昨日あれだけ飲んだのに、皆さん生き生き!と作業をしていました。
お昼はあっしー特製のカレーと生春巻き。最高でした!
という、今回のワークショップ。
ストローベイルがむき出しの状態も私は好きだったんですが
土を塗ると、名実ともに、より重厚感が増しますね。
藁と土。とってもシンプルで相性がいい材料です。
今回塗った荒土が乾けば、次は中塗りが待っています。